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2024年12月10日 豆知識

山形の寝室は日本一寒い

寒波到来で今週は寒いですね。
朝、布団から出たくない方も多いはず!
ところで皆さんの寝室は何℃ですか?

 

パナソニックがエオリアアプリに接続した
エオリアユーザーの利用データをもとに
47都道府県の「平均寝室室温」調査を実施。

 


出典:パナソニック

 

上記のランキングは冬の睡眠時
エアコンを使用していない寝室の
平均寝室室温を都道府県別に
計測して比較したものです。

 

なんと山形県が最下位で12.4℃…
今回の調査結果によると山形の寝室は
日本一寒いことが判明しました…

 

しかしながらWHOが推奨している
室内最低室温18℃をクリアしていたのは
沖縄と北海道のみ……

 

いかに日本の住宅が寒いかが分かります。

 

 

今回のデータは睡眠時にエアコンを
使用していない条件での温度ですが
ところで皆さんは寝るときに
エアコンをつけていますか?

 

この調査では6割の方は冬の睡眠時に
エアコンを使用していないとの回答。
暖房を使わない理由はさまざまでしょうが
寝室が寒いことによるヒートショックには
本当に注意が必要です。

 

ヒートショックは浴室・脱衣室で発生する
と考えている人が多いかとは思いますが
発生場所は他にもあります。

 

布団の中では30℃前後ですが
夜中や早朝にトイレに起きた際は
寝室や廊下を含めてトイレが寒いと
急激な温度変化によりヒートショックの
危険性が高まります。

 

夜中に意識を失ってしまった場合
朝になって誰かが起きてくるまで
家族に気づかれないこともあります。

 

寒いのを我慢してはいけません…
布団の中が暖かいからと安心せず
部屋全体、生活空間全体を、
暖めることが大切です。

 

 

ヒートショックによる死者数は
正確には把握されていませんが
交通事故による死者数や
熱中症による死者数より
遥かに多いと言われています。

 

 

また高齢化が進んでいますので
ヒートショックによる死者数は
今後も増えると予測されます。

 

 

ヒートショックが原因で心筋梗塞や
脳梗塞などを発症した場合
死にいたらずも後遺症が残り
介護が必要になるケースもあります。

 

 

住宅にちょっとした手を入れることで
健康を守る方法があると認識しましょう。
あたり前だと思っている健康のありがたみは
失ってから気付いたのでは遅いわけで…

 

寒さの厳しい時期を快適に過ごすため
家の中では温度差をつくらないよう
暖かい住環境で安全にお過ごしください!