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断熱が大事!
こんにちは。住宅事業部の佐藤です。
10月に入り、朝晩冷えてきましたね。
寒暖差で体調を崩さないように
気をつけていきましょう!
家が寒いと健康に良くないことは、
ヒートショック等話題になることも多く
周知されてきたかと思います。
世界保健機関(WHO)が
「冬の室内温度は18℃以上が望ましい」
と勧告していますが、
実際に家中18℃以上で生活している人は
ほとんどいない状況です。
冬の死亡増加率は、家の断熱をしっかりしている
北海道が一番低くなっており、
家が寒いことが命を危険にさらしています。
出典: 国土交通省「住宅の温熱環境と健康の関連」より 県別にみた冬季死亡増加率
そこそこの断熱でも、暖房機器を
たくさん設置すれば、家全体を
暖かくできますが、エネルギーコストが
高騰する昨今においては、
少ない暖房機器で暖房したいところです。
そこで大事なのが断熱です。
建ってしまうと見える部分ではなく
とても地味ですが、住み心地や
健康面、ランニングコストに
大きく影響を与えます。
間取り等ももちろん大事ですが
命にも関わりますので
断熱にはしっかりこだわって
いただきたいと考えます。
冬の寒さが厳しい山形においては
上の写真のように柱間に充填する断熱材
だけでなく、下の写真のように
外側に付加して断熱する付加断熱が
重要となってきます。
もちろん断熱工事に通常より費用は掛かりますが
代わりにエアコンの容量を小さくできたり、
台数を減らせたりと、コストが下がる部分もあります。
また、数坪面積を小さくするだけでも
大きく建築コストを抑えることができます。
電気代においても家全体を暖房する場合、
断熱等級6以上の家の方が冷暖房費は
安くなります。
なにより住み心地が変わり
住んでからの満足度は高くなるはずです!
命や健康より大事なことはないと思います。
ぜひ断熱にもこだわってみてください!