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2024年12月3日 豆知識

今後の補助金

前回のブログでご紹介した 「GX志向型住宅」の補助金 概要が発表となりました。   ・子育てグリーン住宅支援事業の概要 (国土交通省)     今年度、子育てエコホーム支援事業という 子育て世代を対象とした支援がありましたが 子育てグリーン住宅支援事業は GX志向型住宅を建てる全世帯に対して 補助金を出し支援するものです。     補助額は以下の通り。 GX志向型住宅:160万円 長期優良住宅:80万円※子育て世帯対象 ZEH水準住宅:40万円※子育て世帯対象     長期優良住宅や ZEH水準住宅については 補助額が減額となり 新設されたGX志向型住宅に より手厚く補助する内容となります。       国は2050年にはストック住宅の平均が ZEH水準となるように目標を立てており そこに向けてZEHを大きく上回る GX志向型住宅への補助をしっかりし 普及を進めていくようです。     GX志向型住宅の大きな壁として 「断熱等級6以上」があります。   山形市で断熱等級6以上にするためには 付加断熱という柱間の充填断熱の他に 柱に付加して断熱をする必要があります。   ▲付加断熱のイメージ(ピンク部が断熱材)   この付加断熱にはコストが掛かることから まだまだ普及が進んでいないのが現状です。     しかし、長期優良住宅やZEH水準住宅の 基準となる断熱等級5の水準は 2030年までに義務化が予定されています。   数年後に最低基準となる等級5ではなく 2050年を見据えた等級6以上で 住む人にも地球にも優しい家を建てるのが 賢い選択ではないでしょうか?