ブログ

2025年1月21日 豆知識

壊れるもの壊れないもの

住まいで一般的に使う家電製品をはじめ
台所・お風呂・トイレなどの設備機器……
残念ながら、これらはいずれ壊れます。

 

対応部品があるものは復旧も可能ですが
一定期間を過ぎたものは修理の対象外となり
買い替えすることになります。

 

 

今や夏も冬も生活に欠かせないエアコン。

 

エアコンの寿命は10年~15年程と言われ
同時に複数台壊れるのは稀だとしても
かわいくない修理費用が発生します。

 

エアコンは他の家電製品や設備機器と違い
断熱や気密の性能を向上させることで
設置台数を減らすことができますし
容量も小さくすることも可能です。

 

また、断熱性能の高い住宅であれば
エアコンが数台あるだけで充分快適です。

 

 

家の中には壊れないものもあります。
それが「断熱」です。
断熱は基本的に壊れません。

 

 

間違った設計や施工により
カビが発生したり断熱材の劣化が
みられる場合もありますが
正しい設計、正しい施工をすれば
長期間に渡って使用できます。

 

壊れなくても断熱が不足していると
数年後に高額な費用負担をして
断熱改修するなんてことも……

 

窓の断熱改修もその一つです。
だからこそ、最初が肝心です。
しっかりこだわっていただきたい!

 

新居の建設費は住宅ローンを使って
低金利で長期間借りることが一般的で
借入の金額が多少上がったとしても
月額支払いはそこまで大きく上がりません。

 

設備に頼った家は設備に頼らない家と比べて
入居してから電気代が多く必要になります。

 

現在は1kWhで約36円※となっていますが
電気代は年2%程度値上りを続けています。
東北電力 よりそう+スマートタイム
平日昼間の場合

 

30年後には 1kWh 50円とか60円という
未来が待っているかもしれません。
実際、2000年頃は17円程度でしたので
値上げの可能性は十分にある話です。

 

皆さんは
将来壊れるものにお金をかけますか?
それとも
壊れないものにお金をかけますか?

 

答えは簡単ですよね!