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2025年4月4日 ブログ

家のどこを優先する?

家は建てて終わりではありません。   完成後に入居してからの方が 通常は長い年月となりますので 日頃からの維持管理が大切です。   この維持管理にかかる費用は どのような特徴を持つ家かによって 明確な違いが現れる部分です。     エアコンなどの家電 キッチン、トイレなどの設備機器 壁や天井など内装の仕上げ材 これらは10~15年が耐用年数の目安です。   50年間住んだ場合には 3~4回の更新費用を想定してください。     次に配線や配管、 これらは30年程度が耐用年数の目安です。   家の高寿命化が進んでいますので あとから交換できる配線・配管計画が これからは大事になってきます。     続いて、構造や断熱・気密。   防露など劣化対策を講じることで 長期間の使用が可能です。   住み心地や光熱費 耐震性にも関わりますので お金をかけるべきポイントです。     最後に、地盤や基礎。   あとからメンテナンスや取り換えが 非常に困難な箇所であるため 建物を長く使う為には 最も大事な部分になります。   きちんとした調査解析と 正しい施工が必要不可欠です。     便利家電やオシャレな設備など 目に見える場所には拘りたくなります。   しかし、普段は目に見えない 地盤や構造、断熱などを疎かにすると あとから大きなお金がかかります。   よって当たり前のことですが 大事なところは多少コストがかかっても シッカリとつくることをお勧めいたします!