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住み終えた後は?
こんにちは。住宅事業部の佐藤です。
今朝は氷点下でしたね⛄
こんな朝こそ高気密高断熱住宅です!
自宅の温度計は
全て20℃以上を保っており、
ちゃんと断熱してよかったと
感じました。
さて、皆さんは家を建てる際に
自分たちが住み終えた後のことを
考えているでしょうか?
これまでは自分たちが住んだら終わり、
そんなケースが多かったと思います。
子どもも自分で家を建てていて
誰も住む人がいなくなり、
そのまま空き家となる。
こうして900万戸もの空き家が
誕生しました。
出典:総務省https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2023/pdf/g_kekka.pdf
空き家は近隣への迷惑となるだけでなく
税金の負担増や場合によっては
罰則や強制撤去となることも。
これ以上空き家を増やさない為に、
これから家を建てる方は
次の世代も使えるような家を
建てていただきたいと考えます。
時代の変化により、
求められる間取りや設備などは
変わります。
しかし、
・地震に強い家
・家が1年中快適な家
・電気代の掛からない家
・メンテナンス費用が掛かりにくい家
こうした要望は、
いつの時代も変わらないのでは
ないでしょうか?
「高耐震」「高断熱・高気密」「高耐久」
この3点にこだわった家づくりにより
将来も需要がある家になります。
特に断熱性に関しては
どこまで上げれば良いのか
答えが出ています。
今、断熱性を最高レベルにしておけば
未来においても最高レベルです。
ぜひ断熱等級6~7を
目指していただきたいと思います。
※断熱等性能等級
別にそこまでの性能を
求めていない。
長い期間住むわけではないから
住宅にそこまでお金を掛けられない。
そんな方もいるかもしれません。
断熱性を上げずに家を
建てることはもちろん可能です。
性能アップに掛かるコスト数百万円は
コストダウンできるでしょう。
しかし、住宅の省エネ性能ラベルの表示が
努力義務としてスタートしており、
電気代の比較ができる時代です。
・国土交通省:家選びに「省エネ性能」という視点を。
家を売り出す際に、
電気代が掛かる家と
あまり掛からない家、
どちらが求められるでしょうか。
結局、売ることができずに、
数百万掛けて解体、
もしくは、大規模な性能向上リフォームが
必要になるかもしれません。
空き家にしてしまっても
維持費には多くのお金が掛かります。
その費用は誰が払うのでしょうか。
建てた方なのか。
そのお子さんなのか。
もちろん住んでいる間の電気代や
快適性も変わってきます。
健康にも関わりますので、
医療費にも影響があります。
結局、最初にお金を掛けなくても
あとからどんどんお金が掛かってしまいます。
また、少子高齢化や未婚化により
2030年代には世帯人数が
2人を切ると予測されています。
大きな家よりは、
2~3人が住めるサイズの家が
求められそうです。
家づくりをされる方は
住み終えた後のことまで考えると
より満足度が上がるかと思います。
家づくりは長期目線で
ものごとを考えてみましょう!