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2024年12月12日 豆知識

住み終えた後は?

こんにちは。住宅事業部の佐藤です。

 

今朝は氷点下でしたね⛄

こんな朝こそ高気密高断熱住宅です!

 

自宅の温度計は

全て20℃以上を保っており、

ちゃんと断熱してよかったと

感じました。

 

 

さて、皆さんは家を建てる際に

自分たちが住み終えた後のことを

考えているでしょうか?

 

これまでは自分たちが住んだら終わり、

そんなケースが多かったと思います。

 

子どもも自分で家を建てていて

誰も住む人がいなくなり、

そのまま空き家となる。

 

こうして900万戸もの空き家が

誕生しました。

 


出典:総務省https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2023/pdf/g_kekka.pdf

 

空き家は近隣への迷惑となるだけでなく

税金の負担増や場合によっては

罰則や強制撤去となることも。

 

 

これ以上空き家を増やさない為に、

これから家を建てる方は

次の世代も使えるような家を

建てていただきたいと考えます。

 

時代の変化により、

求められる間取りや設備などは

変わります。

 

しかし、

・地震に強い家

・家が1年中快適な家

・電気代の掛からない家

・メンテナンス費用が掛かりにくい家

 

こうした要望は、

いつの時代も変わらないのでは

ないでしょうか?

 

「高耐震」「高断熱・高気密」「高耐久」

この3点にこだわった家づくりにより

将来も需要がある家になります。

 

 

特に断熱性に関しては

どこまで上げれば良いのか

答えが出ています。

 

今、断熱性を最高レベルにしておけば

未来においても最高レベルです。

 

ぜひ断熱等級6~7を

目指していただきたいと思います。

 


※断熱等性能等級

 

 

別にそこまでの性能を

求めていない。

 

長い期間住むわけではないから

住宅にそこまでお金を掛けられない。

 

そんな方もいるかもしれません。

 

 

 

断熱性を上げずに家を

建てることはもちろん可能です。

 

性能アップに掛かるコスト数百万円は

コストダウンできるでしょう。

 

しかし、住宅の省エネ性能ラベルの表示が

努力義務としてスタートしており、

電気代の比較ができる時代です。

 

・国土交通省:家選びに「省エネ性能」という視点を。

 

家を売り出す際に、

電気代が掛かる家と

あまり掛からない家、

どちらが求められるでしょうか。

 

 

結局、売ることができずに、

数百万掛けて解体、

もしくは、大規模な性能向上リフォームが

必要になるかもしれません。

 

空き家にしてしまっても

維持費には多くのお金が掛かります。

 

その費用は誰が払うのでしょうか。

 

建てた方なのか。

そのお子さんなのか。

 

 

もちろん住んでいる間の電気代や

快適性も変わってきます。

 

健康にも関わりますので、

医療費にも影響があります。

 

 

結局、最初にお金を掛けなくても

あとからどんどんお金が掛かってしまいます。

 

 

また、少子高齢化や未婚化により

2030年代には世帯人数が

2人を切ると予測されています。

 

大きな家よりは、

2~3人が住めるサイズの家が

求められそうです。

 

家づくりをされる方は

住み終えた後のことまで考えると

より満足度が上がるかと思います。

 

家づくりは長期目線で

ものごとを考えてみましょう!