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2025年4月10日

家のどこを優先する?

家は建てて終わりではありません。

 

完成後に入居してからの方が
通常は長い年月となりますので
日頃からの維持管理が大切です。

 

この維持管理にかかる費用は
どのような特徴を持つ家かによって
明確な違いが現れる部分です。

 

 

エアコンなどの家電

キッチン、トイレなどの設備機器

壁や天井など内装の仕上げ材

これらは10~15年が耐用年数の目安です。

 

50年間住んだ場合には

3~4回の更新費用を想定してください。

 

 

次に配線や配管、
これらは30年程度が耐用年数の目安です。

 

家の高寿命化が進んでいますので

あとから交換できる配線・配管計画が

これからは大事になってきます。

 

 

続いて、構造や断熱・気密。

 

防露など劣化対策を講じることで

長期間の使用が可能です。

 

住み心地や光熱費

耐震性にも関わりますので

お金をかけるべきポイントです。

 

 

最後に、地盤や基礎。

 

あとからメンテナンスや取り換えが

非常に困難な箇所であるため

建物を長く使う為には

最も大事な部分になります。

 

きちんとした調査解析と

正しい施工が必要不可欠です。

 

 

便利家電やオシャレな設備など

目に見える場所には拘りたくなります。

 

しかし、普段は目に見えない

地盤や構造、断熱などを疎かにすると

あとから大きなお金がかかります。

 

よって当たり前のことですが
大事なところは多少コストがかかっても
シッカリとつくることをお勧めいたします!