ブログ
2024年12月17日
豆知識
家のどこを優先する?
こんにちは。住宅事業部の佐藤です。
家は建てて終わりではありません。
その後、数十年間
維持管理していかなければいけません。
どんな家を建てるかで
維持管理にかかるお金は大きく変わります。
エアコンなどの家電、
キッチン、トイレなどの設備、
壁や天井などの内装の仕上げ、
これらは10~15年が耐用年数の目安です。
50年間住んだ場合、
3~4回の更新費用が発生します。
最初から更新費用を
頭に入れておきましょう!
次に配線や配管です。
これらは30年程度が
耐用年数の目安です。
家の高寿命化が進んでいますので、
あとから交換できる配線・配管計画が
これからは大事になってきます。
続いて、構造や断熱・気密。
これらは防露などの劣化対策をすれば
長期間の使用が可能です。
住み心地や光熱費、
耐震性にも関わりますので、
お金をかけるべきポイントです。
最後に、地盤と基礎。
あとからメンテナンスや取り換えが
非常に困難であり、
建物を長く使う為には
最も大事な部分になります。
きちんとした調査と
正しい施工が必要不可欠です。
便利家電やおしゃれな設備など
目に見える場所はこだわりたくなります。
しかし、普段目に見えない
地盤や構造、断熱などをおろそかにすると
あとから大きなお金がかかります。
大事なところは
多少コストがかかっても
しっかり作ることをお勧めします!