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日本一寒い?山形県
こんにちは。住宅事業部の佐藤です。
寒波到来で今週は寒いですね。
朝、布団から出たくない方も多いはず!
皆さんの寝室は朝何℃くらいでしょうか?
昨年、パナソニックがエオリアアプリに接続した
エオリアユーザーの利用データをもとに、
47都道府県の「平均寝室室温」を調査を実施。
出典:パナソニック
上記のランキングは、
冬の睡眠時、エアコンを使用していない寝室の
平均寝室室温を都道府県別に計測し、
比較したものです。
なんと山形県が最下位で12.4℃。
今回の調査結果では、
山形県が日本一寒い寝室のようです。
しかしながら、
WHOが推奨する室内最低室温18℃を
クリアしているのは、
沖縄と北海道のみ…
いかに日本の住宅が寒いかが分かります。
今回のデータは睡眠時はエアコンを
使用していない条件での温度になりますが、
皆さんは寝室のエアコンを使用して
寝ていますか?
パナソニックさんの調査では、
6割の方は冬の睡眠時にエアコンを
使用していないと回答しています。
使用しない理由は様々でしょうが、
寝室が寒いことによるヒートショックには
注意が必要です。
ヒートショックはお風呂場や脱衣室で
発生すると考えている方も多いと思いますが、
発生場所は他にもあります。
布団の中は30℃前後ですが、
夜中、トイレに起きた際、
寝室や廊下、トイレが寒いと
急激な温度変化によりヒートショックの
危険性が高まります。
夜中に意識を失ってしまった場合、
朝まで家族に気づかれない可能性もあります。
布団の中が暖かいからと安心せず、
部屋全体を、家全体を、
暖めることが大切です。
ヒートショックによる死者数は
正確には把握されていませんが
交通事故による死者数や熱中症による死者数より
遥かに多いことは確かです。
「いってらっしゃい、気をつけて」
ではなく
「おかえりなさい、気を付けて」
の時代です。
また、高齢化が進んでいますので
ヒートショックによる死者数は
増えていくことが予想されます。
実際、約10年間で1.5倍に増加した
というデータもあります。
また、ヒートショックが原因で
心筋梗塞、脳梗塞などを発症した場合、
死亡しなくても、
介護が必要になるケースもあります。
健康のありがたみは
失って気づくことが多いです。
ぜひこれからの季節は
家の中に温度差をつくらない
暖かい環境で安全にお過ごしください!