一般的な住宅において
定期的に維持管理をする場合と
不具合発生時に都度修繕をする場合
どちらが経済的にお得かご存知ですか？

 

少し前にはなりますが
国交省から住宅の適切な維持管理の
有無によるライフサイクルコストの比較
をした資料が出ておりました。

 

出典:国土交通省 中古住宅市場活性化ラウンドテーブル報告書

 

この資料によると　30年・60年と
いずれも定期的に維持管理をした方が
費用が安くなっていることが分かります。

 

とはいえ費用は必要となるため
特に外壁や屋根などに用いる材料は
たとえ初期費用が高くなったとしても
維持管理費用を極力抑えられる
メンテナンスフリーな物を選ぶのが
経済的で賢い選択です。

 

外装材選定の際には見た目もちろん
メンテナンスの周期や想定コストを
考慮して選ぶのが重要ということ。

 

また家のサイズが大きくなるにつれて
維持管理に掛かる時間やお金も
当然増えますのでお忘れなく。

 

皆さんが乗っているお車の法定点検や
車検などで定期点検をしているように
人生に於いてカナリ高額な買い物である
住宅の定期点検を実施していますか？

 

車と違って法的な定めがないからと
後回しにしていませんか？

 

維持管理によって建物の寿命は延び
経済的にもメリットが増える……
これは人間の身体と同じです。

大病にかかる前に定期健診をして
早期発見ができれば早く治りますし
医療費も安く済みます。

 

日々の気づきが健康を守るよう
ご自身の身体や我が子のように
愛情を持ってお手入れすることが
家の寿命を伸ばすと認識しましょう！