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2024年11月14日 豆知識

1.5℃上昇確実

今週は全国的にも暖かい日が続いており 日中は過ごしやすいですね。   今年も暑い夏が長く 秋が短いというのは 皆さん感じていることかと。   気候変動が進んでいることは まず間違いないのでしょう。   先週、欧州連合の気象情報機関から 「2024年の世界平均気温は 産業革命前と比べて1.5℃以上の上昇が確実」 との発表がありました。   昨年12月にも、こちらのブログで 触れていましたが 1.5℃の気温上昇により 10年に1度レベルの熱波や豪雨の増加 さらに海面水位の上昇が進みます。   今年だけでも豪雨による災害が 山形をはじめ、世界中で発生しています。   今後も温暖化が進めば このような災害は増えていくと 考えられています。   出典:国際環境NGOグリーンピース     そして、温暖化の最大の原因は 石炭、石油、ガスなど 化石燃料の燃焼です。   私たちの生活に欠かせない電気は 大部分が化石燃料の燃焼によって 作られたものです。   温暖化を止めるためには 電気の使う量を減らさなければいけません。   住宅においては、冷暖房に使う電気は 大きな割合を占めています。     今までなら節電のために エアコンの設定温度を控えめにしたり 衣類で調整したり、電気をマメに消したりと 我慢による節電が行われてきました。   しかし、家づくりは日々進歩しており 少しの暖房で家中を暖かくすることができ 夏も日射のコントロールをすることで がまんせずに今までの家より節電できます。     ・暖房の前だけ人が集まっていませんか? ・家の中なのに上着を羽織っていませんか? ・寒いのでトイレを我慢していませんか? ・冬は浴室の設定温度を上げていませんか? ・窓に結露は当たり前と思っていませんか? ……当たり前は変わっていきます。   ・1人1台スマホの時代。 ・掃除はロボット掃除機。 ・洗濯は乾燥機。 ・洗い物は食洗機。   夏は毎日のように35℃で 全国各地で記録的豪雨?   昔では考えられないことが 当たり前におこる時代です。     もちろん家づくりも変わってきています。   今の時代、暖房機器に頼らなくても 家中暖かい家が作れます。   暖かい家は健康寿命を延ばすことも 分かってきました。   寒い家は健康に悪いのです。     健康にも悪く、ランニングコストも掛かり さらに、気候変動に悪影響を与える家を 建てたい方はいないと思います。   地球温暖化を食い止めるためでもあり 何より家族が健康で幸せに暮らすために 家づくりの当たり前を変えていきましょう。