今週は全国的にも暖かい日が続いており
日中は過ごしやすいですね。
今年も暑い夏が長く
秋が短いというのは
皆さん感じていることかと。
気候変動が進んでいることは
まず間違いないのでしょう。
先週、欧州連合の気象情報機関から
「2024年の世界平均気温は
産業革命前と比べて1.5℃以上の上昇が確実」
との発表がありました。
昨年12月にも、こちらの
ブログで
触れていましたが
1.5℃の気温上昇により
10年に1度レベルの熱波や豪雨の増加
さらに海面水位の上昇が進みます。
今年だけでも豪雨による災害が
山形をはじめ、世界中で発生しています。
今後も温暖化が進めば
このような災害は増えていくと
考えられています。

出典:
国際環境NGOグリーンピース
そして、温暖化の最大の原因は
石炭、石油、ガスなど
化石燃料の燃焼です。
私たちの生活に欠かせない電気は
大部分が化石燃料の燃焼によって
作られたものです。
温暖化を止めるためには
電気の使う量を減らさなければいけません。
住宅においては、冷暖房に使う電気は
大きな割合を占めています。

今までなら節電のために
エアコンの設定温度を控えめにしたり
衣類で調整したり、電気をマメに消したりと
我慢による節電が行われてきました。
しかし、家づくりは日々進歩しており
少しの暖房で家中を暖かくすることができ
夏も日射のコントロールをすることで
がまんせずに今までの家より節電できます。
・暖房の前だけ人が集まっていませんか?
・家の中なのに上着を羽織っていませんか?
・寒いのでトイレを我慢していませんか?
・冬は浴室の設定温度を上げていませんか?
・窓に結露は当たり前と思っていませんか?
……当たり前は変わっていきます。
・1人1台スマホの時代。
・掃除はロボット掃除機。
・洗濯は乾燥機。
・洗い物は食洗機。
夏は毎日のように35℃で
全国各地で記録的豪雨?
昔では考えられないことが
当たり前におこる時代です。
もちろん家づくりも変わってきています。
今の時代、暖房機器に頼らなくても
家中暖かい家が作れます。
暖かい家は健康寿命を延ばすことも
分かってきました。
寒い家は健康に悪いのです。

健康にも悪く、ランニングコストも掛かり
さらに、気候変動に悪影響を与える家を
建てたい方はいないと思います。
地球温暖化を食い止めるためでもあり
何より家族が健康で幸せに暮らすために
家づくりの当たり前を変えていきましょう。