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2023年12月21日 豆知識

10年に一度の寒波到来

皆さん体調はいかがですか?
10年に一度クラスの寒波がきており
今週は寒い日が続いております。

 

しかし、年末には10年に一度クラスの
高温となる天気予報となっており
これらも地球温暖化の影響なのか
今までは異常気象と思われていたことも
当たり前になっていくのでしょうか…

 

 

 

さて、皆さんは寒くなってくると
ご自宅の”アレ”上げていませんか?
アレとはお風呂の設定温度です。

 

ヒートショックを予防するためには
湯船の温度は41℃以下が
推奨されており、入浴前に脱衣所や
浴室を暖めることも大切です。

 


出典:政府広報オンライン「交通事故死の約2倍?!冬の入浴中の事故に要注意!」

 

ご存知かと思いますがWHOは2018年
冬の最低室温18℃以上を推奨しています。

 

現状、山形では冬場全館の室温を
18℃以上にしている方は少ないかと。

 

家中18℃以上になるよう暖房しては
暖房費がとんでもない金額になり
居室のみ暖めるのが一般的でしょうか。

 

しかし、脱衣所や浴室も暖かいならば
冬でも湯温を上げずに入浴できます。

 

 

寒い家に住み続けると健康面で
様々な影響が出ることが分かっています。

 

慶應義塾大学の研究によれば
「冬場に1℃温かい家に住むと脳神経が
2歳若くなる」ことが分かっており
5℃暖かくなれば脳年齢が10歳若く保てる
という研究結果も出ています。

 

更にこの研究では認知症の発病を遅らせ
健康寿命を延伸させると考えられています。

 

そのほか暖かい家に住んでいる子どもは
アレルギー発症や病欠率が低くなることも
分かっており、忙しい子育て世代にとっても
ありがたい効果があります。

 


▲高断熱高気密であれば廊下も快適です♪

 

温度差のない暖かい家で暮らせれば
将来介護をする期間が短くなり
耐力的、経済的、精神的、時間的
ご家族(介護者)の負担を減らせます。

 

健康に長生きしたい方であれば
温熱環境のバリアフリーが必要です。

 

まずは、お風呂に入る際は
脱衣所や浴室を適温に暖めて
湯船の温度も41℃以下に控える。

 

きちんと温度計を設置して室温の
「見える化」をすることが健康への第一歩。

 


▲アプリで簡単に管理できる物もあります

 

今年も残すところあとわずか・・・
2024年も良いスタートが切れるよう
室温から体調管理をしてみませんか。