皆さん体調はいかがですか？
10年に一度クラスの寒波ということで
今週は寒い日が続いています。

 

しかし、年末には10年に一度クラスの
高温となる予報が出ており
地球温暖化が進むと今までは異常気象
と思われていたことも当たり前に
なっていくのでしょうか…

 

 

 

さて、皆さんは寒くなってくると
ご自宅の”アレ”上げていませんか？
アレとはお風呂の設定温度です。

 

ヒートショックを予防するためには
湯船の温度は41℃以下が
推奨されており、入浴前に脱衣所や
浴室を暖めることも大切です。

 

出典:政府広報オンライン「交通事故死の約2倍？！冬の入浴中の事故に要注意！」

 

以前のブログでもご紹介しましたが
ＷＨＯは2018年に冬の最低室温
18℃以上を推奨しています。

 

現状、山形では全館の
最低室温を18℃以上に
している方は少ないかと。

 

家中18℃以上になるよう暖房しては
暖房費がとんでもない金額になり
居室のみ暖めるというのが一般的です。

 

しかし、脱衣所や浴室も暖かければ
冬でも湯船の温度を上げずに入浴できます。

 

 

寒い家に住み続けると健康面で
様々な影響が出ることが分かっています。

 

慶應義塾大学の研究では
「冬場に1℃温かい家に住むと脳神経が
2歳若くなる」ことが分かっており
5℃暖かくなれば脳年齢が10歳若く保てる
ことになります。

 

この研究では認知症の発症も
遅くなると考えられています。

 

そのほか暖かい家に住んでいる子どもは
病欠率が低くなる傾向があることも
分かっており、子育て世代にも
ありがたい効果があります。

 

▲高断熱高気密であれば廊下も快適です♪

 

温度差のない暖かい家で暮らせば
将来の介護期間も短くなり
家族の負担(経済的、精神的)
を減らせます。

 

健康に長生きしたい方は
温熱環境のバリアフリーが必要。

 

まずは、お風呂に入る際は
脱衣所や浴室を暖めて
湯船の温度も41℃以下に控える。

 

きちんと温度計を設置して
室内の「見える化」をすることが
健康への第一歩です。

 

▲アプリで簡単に管理できる物もあります

 

今年も残すところあとわずか・・・
2024年も良いスタートが切れるよう
家の室温から体調管理してみては
いかがでしょうか。