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2024年7月17日 豆知識

山形で太陽光発電

皆さん、政府による補助金が終了した 6月の電気代はいかがでしたでしょうか? 我が家は昨年とほぼ同じ使用量で 1000円UPでした。   電気代や食費、ガソリン代など 毎月必ず掛かってくる出費の値上げ。 少額でも地味に効いてきます…     8月からはエアコンの使用が増えるため 限定的に補助金が再開するようですが いつまでも続くとは考えにくいでしょう。     そこでオススメしたいのは 太陽光発電になるのですが 山形でもちゃんと発電するの? お得になるの?   そんな疑問にお答えしようと思います。 環境省が発表しているデータによると 山形市での太陽光1㎾あたりの 年間予想発電量は1,143kWh。   雪が降らない東京よりも じつは山形市の方が 発電量が多い予想となっています!   最も多いのが高知市。 甲府市、宮崎市も同率の1位で 年間予想発電量は1,339kWh   最も少ないのが秋田市の1,095kWh。   全国平均も1,215kWhと 山形市は極端に少ない地域ではないことが 分かるかと思います。 【太陽光1㎾あたりの発電量予想】 出典:環境省「令和元年度再生可能エネルギーに関するゾーニング基礎情報等の整備・公開等に関する委託業務報告書」 https://www.renewable-energy-potential.env.go.jp/RenewableEnergy/dat/report/r01/r01_chpt3-2.pdf     では実際の発電量はどうなっているのか?   山形市では太陽光発電の設置者へ アンケートを行い、公表していますので、 そちらを参考にしたいと思います。   出典:山形市 太陽光発電アンケート調査の結果について https://www.city.yamagata-yamagata.lg.jp/kurashi/kankyohozen/1006528/1006531/1002407.html   アンケート結果によると、 山形市の年間発電量は   ・令和2年度 1,057kWh ・令和3年度 1,047kWh ・令和4年度 1,159kWh   令和4年度は予想を上回る発電量ですが、 令和2~3年度は少ないですね。   太陽光発電は天候に左右されますので、 梅雨が長引けば発電量が落ちますし、 雪が多くても発電量は落ちます。     仮に1,000kWhしか発電しなかった場合、 お得になるか計算してみます。   令和3年度1㎾あたりの設置費用は約26万円。 30年間発電したと仮定すると、 260,000円÷30年間=約8,667円/年   1000kWh発電する想定ですので、 1kWhあたりの電気代は8.7円です。   8,667円÷1,000kWh=約8.7円/kWh   プランにもよりますが、 東北電力から購入する電気は 1kWhあたり36円くらいです。   数字が多くなってきて難しいですが、 8.7円で買う電気と 36円で買う電気どちらが安いかは 皆さん分かると思います。   しかも、8.7円で買う電気は先払いですので 値上りすることはありません。   電力会社から買う電気はどうでしょう…     以上のことから、発電量を低く想定しても、 太陽光発電はお得に電気が使えそうです。   特に夏の冷房と太陽光発電は相性が良いので 暑い夏には特におすすめです。   ぜひご検討してみてください!